妊活(不妊の原因の1つに副腎疲労)

「特別な異常や原因がないのに、妊活が思うように進まない…」
「二人目をなかなか授かれない…」
「年齢的に早く妊娠したい。体外受精、その他の不妊治療をしているけど、うまくいかない…」
などのお悩みをよくお聞きします。
このようなお悩みに、「副腎疲労」が関係していないでしょうか?
副腎疲労の影響で、妊活がスムーズに進まない場合があります。
「副腎疲労」なんて聞いたことがなかったり、自分には関係ないとお思いの方でも、実は「副腎疲労」を起こしている可能性あります。
「副腎疲労」は色々なストレスが過剰にかかりすぎたために、起こります。
現代の女性と妊活
今の時代、女性が社会で活躍するのはごく自然なことになりました。結婚後もお仕事を続ける方が増え、共働きのご家庭も一般的です。
けれども、職場ではプロとして働き、家庭では妻・主婦・「お母さん」としての役割も同時にこなす…
こうした日々の中で、知らず知らずのうちに心や体に負担がかかっている方も多いのではないでしょうか。
「なかなか妊娠しないのはどうしてだろう…」と悩まれている方の中には、副腎疲労を起こされている方がいます。
副腎は、ストレスに対応するホルモンを出す大切な器官です。副腎がうまく働かなくなると、ホルモンバランスや回復力に影響し、妊娠しやすい体づくりにもブレーキがかかってしまうことがあります。
ですが希望があります。
副腎の働きを整えて、心と体にしっかりエネルギーを取り戻していくことで、妊娠に向けた大きなステップになることがあるのです。
副腎疲労が、妊活の妨げになる理由
「副腎疲労」になると、次のようなことが起こってきます。
休息だけでは改善できない問題も起こってきます。
- 女性ホルモンのバランス異常
- 甲状腺ホルモンの低下
- 自律神経機能の乱れ
- ミトコンドリア機能の低下
- 腸内環境の異常(腸内細菌の乱れ、腸漏れ症候群など)
- 栄養素の吸収障害
- 体内に有害物質(有害重金属・有害化学物質)などの蓄積
- 物事に楽しみを感じられず、気持ちが落ち込んでしまう
これらの状態があると、卵子の質が低下しやすかったり、お体の機能が安定せず、妊活の妨げに繋がる場合があります。
子宮内膜が薄い、受精卵の分割が進みづらい原因になる場合もあります。

お腹の中の赤ちゃんにとっても、
- お母さんの栄養不足
- 腸内環境の乱れ
- お母さんの体内の有害物質の蓄積
は望ましくありません。
赤ちゃんは、お母さんから発育に必要な栄養素を受け取り、生まれてくる時にお母さんから腸内細菌を引き継ぎます。
また、お母さんの体内の有害物質は胎盤を通して赤ちゃんの体に入り、発達などに影響を及ぼす可能性があるとも言われています。
機能性医学、バイオメディカル治療によって、上記の問題それぞれに対応していきます。
ーー副腎疲労の治療は、根本原因の体内炎症を取り除く治療です。ーー
妊娠しやすい体づくりのためには、ミトコンドリア機能をサポートし、体の中の「炎症」を取り除いていくことがとても大切です。
炎症が少なくなることで、体のホルモンバランスも整いやすくなります。
たとえば、副腎ホルモンや甲状腺ホルモン、そして女性にとって大切な性ホルモンも、安定して働きやすくなっていきます。また、自律神経も整ってきます。
炎症が落ち着いてくると、子宮内膜の環境も整いやすくなります。
具体的には、子宮内膜がしっかりとした厚み(理想的には8mm以上)になり、質も良くなっていく傾向があります。白く均一な状態の子宮内膜は、着床しやすいサインのひとつです。
このような状態を目指していくことで、受精卵が子宮に着床しやすくなり、妊娠の可能性が高まります。
妊娠しづらい原因に、葉酸に対する抗体が関係する場合があり、こちらに対する検査も行っています。葉酸抗体がある方には、その対応も行っております。
さらに、赤ちゃんが健やかに育っていけるよう、必要な栄養素もしっかり補っていきます。
そして、赤ちゃんには渡って欲しくない有害物質がお身体に溜まっていないかの検査も行っております。
妊活の早い時期から、デトックス治療を行うこともできます。
お母さんの体と赤ちゃんのために、やさしく丁寧にサポートしていくことを大切にしています。
診察の流れや料金については、クリニック案内をご覧ください。