不登校の背景に副腎疲労

不登校の背景に副腎疲労が関わっていることがあります。
コロナなどの感染症の後に、副腎疲労を起こしてくることもあります。
➡︎理由がわからない不登校のホントの原因は?【中学生の声を反映した調査結果より】
副腎疲労では
- 朝起きられない(起立性調節障害)
- 疲れやすい、すぐにエネルギー切れしてしまう
- 朝、食欲がなく、吐き気や腹痛・下痢・便秘、頭痛、ふらつきが出る
- やらなくては行けないことや、大好きだったことなのにやる気が出ない
- ぼーっとして頭が働かない
- 緊張しやすい、学校では話せなくなってしまう
- 癇癪を起こしやすい
- 理由なく不安になる
- 夜に眠ろうとしても寝付けない、夜中に目が覚めてしまう
などの症状がみられます。
また、複数ある副腎疲労の原因の中に、学習障害の症状を起こしてくる原因もあります。その場合は、その原因への治療も行っています。
お子さんは学校に行きたい気持ちは本物なのに、その願いを実現できないのかもしれません。周囲からは、怠けているのではないか、甘えているだけではないか、気持ちが弱いのではないかと誤解されがちです。
しかし、病院の一般の保険診療の検査では異常は出ないため、具合の悪さをどう説明して良いか分からず、ご本人は心身ともに苦しい思いをしている場合があります。
副腎疲労外来では、お子さんの状況を詳しくお伺いし、必要なバイオロジカル検査(尿・便検査、唾液検査、血液検査)をご提案します。
体の機能(ミトコンドリア機能、解毒機能、その他)や栄養状態、腸内環境(消化酵素の不足、腸内細菌叢の異常、リーキーガット症候群など)、生活環境の影響(有害重金属、揮発性有機化合物、農薬、カビ毒等)について評価します。
採血が苦手なお子さんも心配ありません。まずご自宅でできる尿や便検査によって体の状態を評価します。
例えば、尿検査では尿中の代謝物の状態を見ることで、腸内環境やエネルギー産生の状態、栄養状態、解毒機能、生活環境の影響等を知ることができます。
検査の結果をふまえて、医療用サプリメント等を用いて治療していきます。
診療時間や診察料は、クリニック案内をご覧ください。